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相続に関するご相談はまず税理士に!

相続が発生する前に何か問題がないか、または相続が発生したらどうしたらよいのか相談する先はどこなのか分からない方は意外に多いのではないでしょうか。相続と一言でいってもそのご家庭に応じて様々な手続きが必要になってきます。弁護士なのか、司法書士なのか税理士なのか。今回は相談先についてご説明します。

相続に関連する手続き

相続の生前対策や相続が実際起こった後には次のような書類の作成や手続きが必要になってきます。

✔ 遺言書の作成
✔ 贈与の方法
✔ 不動産の活用方法
✔ 遺産分割の方法
✔ 遺産の名義変更
✔ 不動産の登記
✔ 相続税・贈与税の申告
✔ 納税資金や遺留分の確保

それぞれに専門家が違います

例えば、相続税や贈与税の税金計算は税理士が行いますが、遺産分割協議書の作成は税理士では対応できません。対応できるのは弁護士、司法書士、行政書士となります。
不動産の登記は主に司法書士が行います。しかしながら、不動産の分筆を行う場合や、境界線をはっきりさせたいと考えている場合には土地家屋調査士に依頼することとなります。
また不動産を売却することをお考えの場合には、不動産の査定を不動産業者に依頼することとなります。
このように何をするかによって、依頼する専門家が異なってきます。

税理士に依頼するメリット

遺言書の作成にしろ、遺産分割、贈与、不動産の売却・分筆など考えるべきことはたくさんありますが、実はこの全てに関して「税」が絡んでくるのです。
遺言書の内容次第では、相続税が多くなる場合もありますし、納税資金が足りないこともあります。
はたまたトラブルが起こりそうな場合には遺留分も考慮しなければなりません。
生前贈与も安易に行ってしまった場合には、思わぬ贈与税がかかるケースも出てきます。
そうならないためにも、まず税理士に相談することをお勧めします。
また、税理士は職業柄、弁護士や司法書士、行政書士、土地家屋調査士など、さまざまな仕業や業者とのネットワークを持っているため、相談した結果、どういう手続きをすべきか明確になり、どれだけの費用が発生するのか見通しもつき、そこから手続きに必要な士業や業者へと繋げてくれるからです。

さいごに

相続に関してどうしたらよいのか漠然と不安がある方はまず一度ご相談ください。
ご相談いただければ今まで見えなかった「問題点」が見つかります。
問題点が見つかれば後は対策をするだけです。
もちろん、手続きについてのご相談にものります。
せっかく今まで一生懸命に築きあげた財産なのですから、家族間のトラブルにならないよう最善のお手伝いをさせていただきます。

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